皆さん、また、こんにちは。 先のポストに続いてですが、 「~せてもらう」と「する」の間には何か違いがありませんか。 例えば、「私が預かせてもらうよ。」と「私が預かるよ。」です。 前者の方は、相手が私に何か預かってもらって欲しいと私が気付いて、 それをやってくれると思ってからあのように言う状況..だと思ってもいいですか。 相手が何と思っているか分からない状況では後者の方を使って。 それとも、後者の方が強い表現だとは? 話者の意志が後者にもっと入っているとか..です。 それもないなら、 どんな状況でとっちを使っても別に関係ありませんか。 お答え、お待ちしてあります。 ありがとうございます。
「預からせてもらう」と「預かる」の語形成を比べてみましょう。「預かる」が子音幹動詞(語幹が子音で終わる。五段動詞とも)であることはよいでしょうか。打消の助動詞が接続すると「預からない」になります。 「預からせてもらう」は「預からせる」のテ形に「もらう」が接続した形です。「預からせる」は「預かる」に許可を意味する助動詞「させる」が接続しています。母音幹動詞(語幹が母音で終わる。二段動詞とも)に「させる」が接続すると「食べさせる」のような形になります。 ここまで分析すると、「預からせてもらう」とは、「預かる」ことの許可を相手から「もらう」ということなのです。相手の許可がなければ「預かる」という行動をとらないという含意のある語法ですから、相手の意向を尊重しています。 「預からせてもらう」が相手の許可を前提としているのに対し、「預かる」はこれから自分が行う行動を相手に通告してるだけですから、よりざっくばらんにくだけた表現です。 「させてもらう」は相手の意向を尊重する表現であると書きましたが、機械的な丁寧語として使われる傾向があります。 交通機関のアナウンスで: なお、車内は禁煙とさせていただきます。 このような文脈での許可の助動詞には、利用客の許可があろうとなかろうと禁煙はゆるがないのであるから慇懃無礼であると批判する人もいます。交通機関側は悪意ではなく敬意を表するために使っているのだと思われますが。
一般的な感覚としては、「~させてもらう」という表現は、話者と相手の間に上下関係がある場合に使われることが多い気がします。 話者の方が上の場合高圧的になり、逆に下の場合丁寧な言い回しになります。 また、どちらも「~よ」という言い方は親しい間柄なら問題無いですが、普段は「~ます」を使った方が無難だと思います。 特に前述の話者が下の場合は「~よ」は使いません。 例文ならば、 「私が預からせてもらいます」と「私が預かります」 となります。