接尾辞「-ます」 の否定形を作るためには接尾辞 「-ん(< ぬ)」を使います。伝統文法の枠内では 「-ん」の連用形は「-ず」であり,テ形はないことになっていると思いますが,「-ませ-ず」だけでなく、「-ませ-んで」という語形も耳にすることがあります。試しに「*ませず(,)申し訳ありませんでした」と「*ませんで(,)申し訳ありませんでした」を使って検索してみると,両方の例文が見付かります。副詞節内で丁寧体が使われる確率は一般的に低めだろうと思いますが,皆さんは「-ませ-ず」と「-ませ-んで」のどちらを頻繁に使いますか。